アスペルGUY

高IQギフテッドと発達障害のアスペルガー症候群(ASD)の2E。元カウンセラー、元mensa会員。ここだけの超専門的な情報や知識などを書いている当事者ブログ。他にも精神障害・ADHD・IQや知能指数・mensaの事なども書いている。幼少期からの重度の不眠症や自律神経失調症を独学と分析により完全克服した経験がある。

 

 

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メンサテスト問題対策は必要なし?受験前〜脱退までの体験談

なっさんは、高IQ集団国際機関Japanmensa(ジャパンメンサ)の会員なのだが、会員になる前からなった後の事を順番に書いていく。(メンサ会員の事は、通称メンサンと呼ぶ)

 

mensa入会テストを受けようと思ったのは、もちろん会員になりたかったのが理由だが、会員になりたかったのは肩書きが欲しかったからだ。

 

なっさんは特に肩書きを持っていない。

 

会社の名刺はあるしそれに書いてある内容も肩書きだが、会社の名刺というのは、自分の会社と自分の役職を説明するものであって、自分の事を説明する事はできない。

 

自分の事を一言で説明でき、世界中どこでも通用する肩書きが欲しかったのだ。

 

肩書きをお金と時間をあまりかけずに手に入れたい、そんな思いでテストに臨んだ。

なっさんのように、こういう理由でメンサ入会テストを受ける人もまぁまぁいる。

 

なっさんは会社の同僚と2人で受けに行った。

興味がありそうな人がいたので、誘ったら行くと言ったので2人で行ったのだ。

その人のテストを受ける理由は、実力試しがしたかったというものだった。

 

受かったらあとはどうでもいい。

会員証も興味ない。

受かりたいだけだと。

 

そういう人は他にいるかもしれないが、そんな人をなっさんが知る由はない。

 

実際に直接話しができるのは、基本的に会員になってから会員の集まりに参加している人たちだけだからだ。

 

そういう人たちは受かりたいだけの人たちではない。

 

受験するまでの簡単な流れだが、事前にネットで申し込みをすると、受験ナンバーみたいなものが届く。

 

それを当日持って行くのだ。

 

具体的な流れは忘れてしまったが、費用は10000円だ。

 

もし、試験に落ちるとそれから6ヶ月間は試験を受けられず、人生で3回までしか受験する事ができないという事だったはず。

 

で、もちろん今回受験するのは初めてだ。

 

そして、出題されるテストのジャンルはある程度わかっているが、具体的にどんなテストが出るかはわからないので、2人で問題を出し合ってテスト対策をしていった。

 

出題されるテストのジャンルはIQの目安が判断できるようなものだと思っていたので、テレビやネットでよく見るような、考え込まないと解けないような問題を必死で解こうとしていた。

 

難しい。

あっさり解けるものもあるが、全然わからないものもある。

 

 

ん〜、総合得点、50点?

 

 

これはまずい・・・

 

 

で、そんな試験対策は当日、試験が始まる1時間前にしていたので、もうそのまま受けるしかなかった。

 

能力を示すには結果論ではなく、仕組み論になるので、こういう試験では本来、試験対策などしない方がいいのだが、そんなものはおかまいなしだ。

 

それどころではない。

 

メンサ入会試験会場とオンブズマン

で、そんな状態で試験会場に向かう事になった。

その時期は地方で開催する事が少しずつ増えてき始めた時期だった。

 

その時なっさんが住んでいたところも地方だったので、もちろん会場も地方の会場。

なので、その日の受験者は多分20人くらい

都市での開催ならもっと集まるだろう。

 

普通っぽい人から個性的そうな人まで様々。

男女比率はやっぱり7〜8割りを男性が占めていた。

毎回女性が少ないそうだ。

 

そして、「オンブズマン」というメンサの役職者からテストの説明があって、用紙が配られ、問題を解く。

 

学生時代のテストと同じような雰囲気www

なんか懐かしいような。。。

 

メンサ入会テスト内容と合格率

テスト内容だが、これは公開が禁止されているので具体的には言えないが、試験対策をしていた問題よりもはるかに簡単なものばかりだった。

 

なので、そんなに対策する必要はないように感じた。

 

枠が9こあって、図形が8こ入ってて、残り一つの枠にはどの図形が入るかを6つくらいの中から選択するような問題ばかりだ。

 

しかし、考え込まないと解けない問題が2〜3こほどある。

そして、30分で45問の問題を解いていくのだが、意外と時間が余った。

 

半分のくらい見直しができたくらいだ。

そのくらい簡単だった。

 

それだけ、直感的に答えられるような問題が多いという事だ。

だが、意外にも試験合格者は60%ほどだそうだ。

IQ(知能指数)が高くない個性派が多いのだろうか。

 

メンサ入会試験合格通知と入会金

そして、試験が終わってから合否が出るまでは、ひたすら待つ。

どれくらいで合否が出るかは忘れたが、1週間〜2週間くらいだったと思う。

そして、待っていると、事前に登録しておいたアドレスにメールが届いた。

 

 

合格!!

 

 

よっさぁ!!

受かったー!!

 

 

で、受かったら指定の口座に入金しないと、会員証がもらえないので、入金した。

 

会員証のパターンなど、どのパターンを選ぶかによって金額は変わるが、なっさんは8000円ほど入金した。

 

そして、会員限定のmensaのサイトに入り、集まりに応募した。

オリエンテーションとその後の飲み会だ。

 

メンサ会員証と心境

そして、それから1ヶ月後、会員証が届いた。 

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キター♪───O(≧∇≦)O────♪

 

 

これは自慢したくなるが、やめておこう。

大事なのは結果ではなく、その結果を出した能力があるという事。

少しは自慢してしまったが、気持ちは内においておこう。

 

メンサ会員オリエンテーションと飲み会 

そして、オリエンテーションの日がやってきた。

ここでは、新しく入った人を基準に会員が集まる。

内容は自己紹介と、交流を深めるための頭を使うゲームをグループごとにした。

 

やっぱり、普通の人たちとは頭の使い方や話し方が違うし、似た者同士が集まっているという事で、すぐ打ち解け合えるだろう。

 

そして、その後の飲み会。

 

飲み会は好きなので、純粋に楽しかった。

やっぱり、発達障害もしくは発達障害よりの人が多い。

mensaの集まりは、各都道府県ごとに月1〜2回くらい募集をかけている。

 

もちろん、会員しかその情報を見る事はできないが、一般参加が可能な集まりも中にはある。

 

で、どの都道府県の集まりに参加しても問題ない。

なので、人間関係を広げたい人にはいい内容だと思う。

 

メンサ会員と元メンサ会員

ただ残念だったのは、自分が求めてるような人がほぼいなかったという事だ。

印象としては、普通の人より少し頭がいいと感じるような人が多かった。

IQ(知能指数)の数値でいうと130くらいだろうか。

 

やっぱり普通の人と喋ってる時と同じように、話しが噛み合わない事が多い。

なっさんは抽象化思考をよくするギフテッドタイプなので合わないのだと思う。

 

基本的には抽象化思考能力が高いほどIQが高いのだが、その抽象化思考ができる人がほぼいない。

 

なので、物事の実態や本質や原因にフォーカスして話しを進めていく、ギフテッドタイプはメンサでは満足できないかもしれない。

 

で、後に、実際にメンサとは関係ないところで、IQ150の診断がついてる人と知り合って、色々やりとりをしていたが、話しが見事噛み合う。

 

という事で、なっさんのIQは150くらいなのだろう。

 

こういう人はメンサの肩書きでアピールするより、「元メンサ」の肩書きでアピール事の方が多いだろう。

 

なので、メンサより、「元メンサ」の人の方がIQが高い人は多いだろう。

 

なっさんももうすぐ会員証の期限が切れて、更新する予定がないので、「元メンサ」になるだろう。