高知能機能障害は孤独。高IQアスペルガー症候群(ASD)やADHD
2019年2月19日更新。
「高知能機能障害」とは、知的障害を伴わない発達障害の事を指し、別名、高知能障害と呼ばれる。
そんな高知脳機能障害の人はとにかく生きづらい。
その中でも、ハイレンジIQ(145以上)の持ち主が特に生きづらい。
その人たちは、アスペルガー症候群やADHDの人に比較的多い気がする。
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類され、
ADHDは、発達障害の中に分類されている。
IQや知能指数が高い高知能機能障害特有の「悩み」や「苦しみ」
「IQや知能指数が高い」というと羨ましいと思う人も多いかもしれないが、これは隣の芝生が青く見えているだけだ。
IQや知能指数が高いからこそ出てくる「悩み」や「苦しみ」がある。
しかも少数派だけに、誰もわかってくれない。
理解されない。
多数派は少数派のことを理解できないし、
逆もまた然りで、少数派は多数派のことを理解できない。
IQや知能指数が高いと、孤立したり一般の人とコミュニケーションを取る中で人一倍ストレスを感じる事も少なくない。
言ってる事が違う意味に捉えられたり、伝わらない事が多い。
多いというよりもほぼ伝わらない。
だから誤解されやすいし、逆に「バカ」に見られたり「過小評価」を受ける事も多い。
認められない、理解されない、孤立するという状況が目立つ。
それに加えて発達障害特有の「悩み」や「苦しみ」もある。
発達障害は「自閉症」「アスペルガー症候群」「ADHD」「LD」など様々あり、同じ発達障害でも人によって症状の表れ方が違うので、難しい。
こういう状況と発達障害の苦しみの「二重苦」を味わうのがハイレンジIQの「高知能機能障害」の特徴だろう。
同じ発達障害を持っている人と接していても、共感などできない。
だから同じように、発達障害と高IQを併せ持っている人同士でないと共感はできない。
そういう人と接していると、癒されることも少なくない。
定型発達症候群の特徴
そして、「定型発達症候群」というものがある。
一般的には、「発達障害を持っていない普通の人たち」と言われているが、
深いところにある意味としては、日本人特有の価値観の「悪い部分」が表面に強く出てしまった人たちと言っていいだろう。
例えば、こんな人たち。
- 自分の個性や人格を無視してまで周りに合わす事に執着する、人に強要する
- 個性や人格より、人に迷惑をかけない事を優先に育てる
- 習慣やしきたりを押し付ける
- テレビで報道されている情報を、根拠もなく信用する
- 自分がやってきた事や自分の生き方が「善」だと信じ、強要する
- 合理性、建設性、解決よりも共感や周りに合わす事が優先
要は、現代社会特有の「多様化」に適応できていないので、偏った価値観を持ってしまっていて、「昔はよかった」などという、いわゆる「老害タイプ」の人たちとも言えるだろう。
高知能機能障害と定型発達症候群
「高知能機能障害」と「定型発達症候群」はそれぞれが対義語のような気がする。
このブログの筆者であるなっさんは「高知能機能障害」で、母親が「定型発達症候群」なのだが、根本的に住んでる世界が違うので、話し合いなんかでは分かり合えない。
結局一方的に縁切りされたので、場合によってはそんな苦しみを味わう事にもなるだろう。
高知能障害は孤独。高IQアスペルガー症候群(ASD)やADHD、まとめ
- IQや知能指数が高いと、人間関係において孤立しやすい
- 発達障害を持っていると、人間関係において孤立しやすい
- 多数派は少数派のことを理解できないし、少数派は多数派のことを理解できない
- 高知脳機能障害はそれらの二重苦
- 高知脳機能障害と定型発達症候群は真逆のようなもの