アスペルGUY

高IQギフテッドと発達障害のアスペルガー症候群(ASD)の2E。元カウンセラー、元mensa会員。ここだけの超専門的な情報や知識などを書いている当事者ブログ。他にも精神障害・ADHD・IQや知能指数・mensaの事なども書いている。幼少期からの重度の不眠症や自律神経失調症を独学と分析により完全克服した経験がある。

 

 

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理屈は大事じゃない。ギフテッドや高IQアスペルガー症候群孤立型尊大型の結婚体験談

ギフテッドや高IQアスペルガー症候群の人が結婚生活を円滑にするためのコツを体験談を通じて書いていくのだが、まず、簡単に説明から。

 

ギフテッドとは簡単に説明すると、

  • 本質的にIQが高い
  • 知的好奇心から行動や勉強をする
  • 行動力が高い
  • 視野が広い(抽象概念に意識を置く)

という特徴を持つ人のことをさす。

 

アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に位置づけられ、以下の3つの症状がある。

  • コミュニケーション障害
  • 人間関係の構築に困難
  • 特定の物事にこだわりを持つ

 

さらに、アスペルガー症候群は以下の5つのタイプに分類される。

  • 孤立型
  • 受動型
  • 積極奇異型
  • 尊大型
  • 大仰型

その中でも孤立型・尊大型・大仰型は思考型で、よく理屈や理論や合理性で物事を判断する。

 

尊大型は、孤立型に人にせいにするという要素を加えたようなタイプ。

大仰型は、孤立型に社会生活に順応するために、自分自身にルールやパターンを導入したようなタイプで、修行僧のような様子だったり過剰な敬語を使うこともある。

 

一時期流行したドラマ「逃げ恥」の男性主人公が孤立型や大仰型っぽい、

実写映画化したアニメの「亜人」の主人公が尊大型っぽい、

といえばわかりやすいだろうか。

 

そんなギフテッドや高IQアスペルガー症候群孤立型や尊大型の人にとって、男性であっても女性であっても結婚生活を円滑にすることはたやすいものではない。

 

しかし、最近結婚生活を円滑にするコツを掴んできたので、体験を書いていこう。

 

高IQでギフテッドアスペルガー症候群孤立型尊大型であるなっさんは外国人女性と結婚した

このブログの筆者であるなっさんは外国人女性と結婚した。

ベトナム人女性と結婚して1年半以上が経った。

 

なっさんとベトナム人の嫁とはタイプが真逆だ。

 

なっさんは高IQでギフテッドアスペルガー症候群の孤立型尊大型の思考型。

基本は孤立型のような感じだが、精神状態が悪くなると尊大型になる。

どちらのタイプも理屈っぽいのだが、尊大型は人のことを責める特徴を持つ。

 

嫁は一般的な日本人女性よりも感情型。

感情的になると理不尽なことしか言わない。

言っていいこととダメなことの区別もつかなくなるし、表面的なところや結果しか見えない。

 

まるで、通行人同士が殴り合いをしていたとしたら、後で殴り返した方が悪いと言ってるようなもんだ。

 

理不尽すぎるやろw

 

最初の1年半は喧嘩が絶えなかった

そして最初の1年半は喧嘩が絶えなかった。

なっさんは理屈や理論や合理性で物事を考える。

物事を解決するために根本的な原因を洗い出して対策を打とうとする。

 

そのため、過去を振り返ることも多い。

根本的に解決させないとまた同じことを繰り返すからだ。

 

しかし、嫁はそこまで思考が回らない。

おまけに、普段は日本語でコミュニケーションをとってるのだが、嫁は物事を具体的に日本語で説明することができない。

 

そして、共感や気持ちをわかってほしいということを主張する。

とりあえず気持ちをわかってほしいそうだ。

女性は一般的にそういう人が多いと思うが、一般的な日本人女性の比ではない。

 

しかし、最近は理屈や理論や合理性と同じくらい感情面も大事なことが腑に落ちてきた。

お互いに自分のことを認めてほしいとか自分の考えが正しいとか、そんなことを主張し合っていた。

 

手が出る直前の感情を爆発させた正面衝突の繰り返し。

 

大事なことは目的にこだわることではなく目的達成

でも、なっさんには今の嫁じゃないとダメだと感じ始めた。

他の女性ではダメだと。

なぜなら、今の嫁は無条件で愛してくれるから。

 

どんなに大きな喧嘩をしても、最後にはあなたと一緒にいたいと言ってくれる。

理由はないそうだが、とにかく愛していると言ってくれる。

余計なお世話のように感じることもあるが、色々尽くしてもくれる。

すれ違いからストレスを感じる反面、居心地も感じる。

 

理屈や理論や合理性という手段よりも、今の嫁と円滑に仲良く一緒にいるという目的の方が大事だということが体感できてきた。

 

今の嫁と円滑に仲良く一緒にいるということが目的で、理屈や理論や合理性は手段にすぎない。

 

大事なことは目的達成であって、手段にこだわることじゃない。

目的を達成させやすい手段をとることが重要。

手段にこだわれば目的達成は遠ざかる。

 

そのため理屈や理論や合理性よりも感情面に意識を向ける必要がある。

最初は理屈や理論や合理性に意識がいってしまってなかなかうまくいかないが、それでも諦めずに意識をし続けた。

 

大事なのは、手段にこだわることではなく、目的を達成させること。

何のための手段かよく考えること。

 

結婚生活を円滑にするためのコツ

コツは、頭の中や感情をニュートラルにしておく事。

 

例えば、幽体離脱状態などの潜在意識が前面に出ている状態のような感じだ。

 

なっさんは幽体離脱はしたことがないが、どういう状態なのかはわかっている。

それは、物事を捉える時に善悪の判断をせずに、ただただ目の前の現実を認識するだけということ。

 

目の前にいる人が理不尽なことを言っていようが、そのことに対してどう感じるかではなく、言ってることをただただ頭に入れるだけ。

 

最初は難しいかもしれないが、できなくてもできるまで意識をし続けると慣れていった。

 

なので、自分のことや考えてることを認めてほしい人や承認欲求が溜まって怒りやすくなってる人は特に、その根本的な原因を考えるのではなく、対症療法として目的や目標を見つけたり設定するといい。

 

根本的な原因がわかって対策を打ったとしても、人間社会で生きていく以上はまた承認欲求は溜まる。

ということは解決しないということだと、自分の中で結論づけたのだ。

 

だから思考を切り替えて、根本的解決ではなく表面的解決をすることにした。

結局自分の中で納得して解決をすれば、どちらの解決方法でも効果は同じだと体感した。

 

根本的解決ができるメドが立っていない状態で根本的解決を目指すのは数十年という時間を無駄にしてしまうと感じた。

だから表面的解決へと思考を切り替えた方が、目的達成も早くなる。

 

繰り返すようだが、なっさんの場合の目的は、今の嫁と円滑に仲良く一緒にいること。

 

目的達成のための対策方法として、根本的対策と表面的対策があるが、根本的対策にこだわるなら、自分の人生を数十年無駄にすると考えた方がいい場合もある。

 

人と良質な人間関係を構築すること

なので、結婚生活だけではなく人と良質な関係を構築する場合、理屈ではないと体感することができた。

もちろん、そういうことは頭では以前からわかってはいたが、体感するのとしないのとでは全然違う。

 

納得したことしかなかなかできないアスペルガー症候群の人には特に当てはまる。

 

それに、IQが高い人がEQの底上げができると、ある意味最強だろう。

これは、ギフテッドの人は何かしらの最強願望がある人も多いと思うが、そんな人には納得のいくような説明かもしれない。

 

ちなみにEQとは、簡単に説明すると、感情をいかにうまく処理するかというもの。

なので、IQが高いとか低いに限らず、すぐ怒る人などはEQが低いということが言える。

 

そんなEQを底上げすることができれば、ギフテッドやアスペルガー症候群やIQが高い人は特に人生を充実させることができる。

 

EQの底上げができると、人生が楽しくなり目的達成もしやすくなる。