【人のせい・キレる】アスペルガー症候群積極奇異型・尊大型彼氏の対応方法
2019年2月11日更新。
質問をいただいたのでお答えしていきます。
今回の質問はこちら。
なっさん初めまして。
私の彼はアスペルガーです。
二十代半ばでおそらく尊大型か積極奇異型かなと思われます。
今A型の就労継続支援に行っているのですが、よくキレて休んだり帰って
きてしまったりします。
周りがクソだ！うるさい！マナーなってない！とか、職員が環境を改善し
てくれない！もうやめる！だとか・・・
仕事なので、理不尽なこと・思い通りにならないこともあると思うし、彼
もわかってないわけではないと思うんですけど、自分の許せない部分なの
か気に障ることなのか思い通りにいかないことなのか分かりませんが、何
かあるとキレます。
そのくせ、自分は仕事が一番できて理性もしっかりあるから、自分は変わ
る気はない！とよく言っています。（仕事が一番できるのは事実のようで
す）
そして何かあると不機嫌なLINE送ってきます。
それに対して私はなだめるにも限度があって、「仕方ないよ」とか「でも
さ会社側もさ」「社会ってさ・・・」などと意見しようものなら、私に対
して「はぁ・・・そんなのわかってるから！」とキレます。
私は彼にどんな対応してあげれば良いのでしょうか・・・？
正直もう疲れてしまって、関係を終わりにしようかな・・・とも思います
が、いいところもあるし、何よりここで突き放してしまったらこの人は大
丈夫だろうか？
家族との関係が良くないし、居場所なくなっちゃうし・・・という情です
かね？があって、終わりにはできません。
遠距離のため、面と向かって話すことはなかなか出来ず、いつも電話で会
話してます。
どう言葉をかけてあげれば彼の気持ちは落ち着くのでしょうか・・・
アスペルガー症候群積極奇異型・尊大型彼氏の対応方法
彼はよくキレるし、よく人のせいにするんですね。
おそらく、
両親から認めてもらわなかったか、
否定されながら育ってきたか、
身体的精神的虐待やネグレクトを受けてきた
のだと思います。
そのため、承認欲求が溜まっていて、自分のことを認めてもらわないと「なんで自分の言うことを認めてくれないんだ！」と言わんばかりにキレるようになったのだと考えられます。
だから、彼に意見を言ったりアドバイスをしたり正論を言ったり一般常識を言ったりするのは、ご法度です。
根拠に基づいた具体的な説明をつけることができるのならば、話しは変わってきますが。
ほとんどの人は、例えば「世の中が理不尽な理由」を根拠をつけて具体的に説明することはできないと思います。
なので、とりあえずの目安を目指していくのがいいんですが、
その目安となる対応の方法は、相槌や共感です。
しかし、同調をする必要はないです。
例えば、彼が「周りがクソだ！」と言ったら、
「ほんと世間にはクソなやつ多いよね」とか、
「職員が環境を改善してくれない！」と言ったら、
「その職員はちゃんと仕事をするべきだよね」という感じです。
彼を変えようとするのではなくて、彼の感情の処理をしながら彼が気づかないといけないことに気づいてもらうようにすることです。
そうは言っても、一般論でいうと、この手のタイプはまず気づかないと思いますが。
なので、期待はできないとは思います。
感情の処理をしていくことでのとりあえずの理想の着地点は、
彼から「あなたならどう考える？」「あなたならどうする？」という言葉を出させることです。
こういう言葉が出るということは、彼はあなたのことを信頼しているということになります。
そして、信頼している人のいうことには誰もが耳を傾けるはずです。
それよりも大事なこと
もし、今も相槌や共感をしていてあなたの限界がきているのならば、それ以前にもっと考えないといけないことがあると思います。
考えているとは思いますが、それは、
あなたが彼といて幸せなのかどうか、
このままずっと彼と一緒にいることで後悔しないかどうか
ということです。
彼にもいいところがあって情があるのはわかりますが、時には感情ではなく思考によって自分の道を決めていかないと、自分の人生が充実しないということにもなりかねないです。
女性だったらなおさら、
将来彼は結婚してくれるのだろうか、
結婚して幸せにしてくれるのだろうか、
という考えもすごく大事になると思います。
仮に将来結婚するつもりがない場合でも、情で交際を続けるよりは、ちゃんと思考をしてもっといい相手を見つけた方が充実するような気がします。
このまま彼といて、自分の精神状態が悪化したり精神疾患を発症してしまうと、下手をすると人生棒に振ることにもなりかねません。
そういう状態になってしまうと、多くの人がそういう疾患を治しきれずに苦しんでいます。
こういうことを踏まえた上で、彼との関係や対応方法を決めていってもいいと思います。
