意識と習慣で治す。完璧主義・社会不安障害・パニック障害
2019年2月7日更新。
質問を頂いたんで答えていきます。
今回の質問は社会不安障害やパニック障害を自力で治すためのコツありますか。
考え方では緊張する必要はないとわかっていて、他の場面では落ち着いていられるようになったのですが、人前に立ったり目上の人と話したりすると何も考えてないはずなのに上がってしまいます。
考え方では治らない部分のようです。
そうですね、考え方を変えるとある程度のことは変えれると思うんですけどね。
やっぱり難しい部分ってのはあるんですけども。
今日話しする内容で質問に対する答えになるかどうかちょっと分からないんですけど、自分が治した体験を元にちょっと話していきたいと思います。
緊張してしまう流れと改善
今されてる状況は、
思考の改善→顕在意識
思考の改善をして顕在意識にアプローチをかけて、結果を変えていくというやり方。
これで治らないっていうのはどういうことかというと、潜在意識へのアプローチができていないからだと思うんですね。
じゃあどういう流れにしたらいいのか。
完璧思考の改善→習慣→潜在意識
で、「思考の改善」と「完璧思考の改善」という違いがあると思うんですけど、これがどういうことかって言ったら、人前で上がってしまうとかいうのは完璧思考や自分に厳しいっていうことが起因してると思うんですよね。
完璧思考、100点満点取れて普通みたいな。
それとか失敗したくないとか、すぐ結果を求めるとか、そういう思考の人がやっぱりあがり症にもなりやすくなってきます。
なので、思考の改善されてて緊張する必要はないっていうふうに思考を変えてると思うんですけど、もうちょっとね潜在意識へのアプローチをするために深掘りをしていくという流れになるんですね。
完璧思考の改善するためには普段からどういう習慣をつけていったらいいかってことなんですけど、私生活の中で何か行動する時にあまり考えずに行動するっていうのが簡単なやり方かなーって思いますね。
完璧主義の人とは
例えば、完璧思考とか完璧主義の人って何か行動をとる前に色々考えると思うんですね。
頭ん中で完結させてその通りにやろうとしてしまうと思うんですね。
もしくはそれに近い状態ですね。
だから何かやる前の思考っていうのを半分ぐらいに減らすいうことを習慣化させるということですかね。
自分の中で腑に落ちやすくするような理屈をちょっと並べていくようになるんですけど、
何か新しいチャレンジをするとして、そのチャレンジをする前に頭ん中で考えるのと、チャレンジをしてから頭の中で考えるというのとだったら、考える効果が結構違ってくるんですよね。
どういうことかって言うと、行動する前っていうのは経験値がゼロの状態。
この状態で色々考えるのと、チャレンジしてからってなると経験値が1以上入ってる状態。
その状態で考えるのとだったら考える効率が全然違うんですよ。
だから何か特に新しいことをチャレンジする時だったら、チャレンジする前の思考よりもチャレンジ後の思考の方の比率を上げた方がいいと思うよ。
これが理屈の部分ですね。
完璧主義の人の特徴
完璧思考とか完璧主義っていうのは悪いところを意識してみてしまうっていうそういう特徴があるんですよね。
なんでかっていうと100%が普通だから後は引き算しかないんですよね。
完璧思考とか完璧主義じゃなかったらいいところにも目がいくと思うんですけど、悪いところばっかりに目がいくと緊張状態になってしまいますね。
だから、思考の改善というよりも完璧思考をそういう風に改善するっていう風に考えたほうが、道理にかなって腑に落ちるような状態になるかなと思うんですよ。
それも潜在意識へのアプローチをするためにはちょっと重要な所になるんで、こういう理屈をちょっと並べていました。
完璧主義を治し緊張を和らげるには時間がかかる
頭では分かると思うんでなかなかできない状態になると思うんですよね。
それは習慣化させることによって潜在意識にアプローチをかけていきます。
結構時間かかりますね。
数週間数ヶ月単位じゃなくてもうちょっとかかりますね。
なので、ひたすら意識して習慣化させていくということを地道にやっていくようになると思いますね。