アスペルGUY

高IQギフテッドと発達障害のアスペルガー症候群(ASD)の2E。元カウンセラー、元mensa会員。ここだけの超専門的な情報や知識などを書いている当事者ブログ。他にも精神障害・ADHD・IQや知能指数・mensaの事なども書いている。幼少期からの重度の不眠症や自律神経失調症を独学と分析により完全克服した経験がある。

 

 

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支離滅裂?高IQと発達障害アスペルガーと統合失調症の人の会話の違い

アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類され、

統合失調症は、精神障害に分類される。

 

そして、その中にはIQや知能指数が高い人とそうではない人がいる。

 

そういう人たちは、会話が支離滅裂だと言われることがある。

ところが、本人は支離滅裂だと感じていない。

あくまでも、その人の周りの人たちが支離滅裂だと言っている。

 

では、なぜ会話が支離滅裂だと言われるのか。

なぜ、その人の周りの人たちは支離滅裂だと感じたのか。

 

これには3パターンある。

  1. 本人は合理的で論理的な話しをしているつもりだが、表現が抽象的や曖昧すぎたり、話しが飛ぶことがあるため、相手に伝わっていない
  2. 言葉の解釈や認知がずれているため、相手は支離滅裂に感じる
  3. 非現実的なひどい妄想が入っているが、本人は妄想ではなく現実だと思い込んでいるので、相手は支離滅裂だと感じる

という3パターンだ。

 

1つ目は、高IQ者

2つ目は、アスペルガー症候群

3つ目は、統合失調症

の特徴だ。

 

ということで、それぞれのタイプ別パターンの解説をしていこう。

 

目次

天才と呼ばれるハイレンジ領域の高い知能指数(145以上)をもつ高IQ者

高IQ者の中でもハイレンジ領域(145以上)の人たちは独特の思考をしている。

 

物事の本質や実態や法則性を見抜くような思考をして核心をつくため、あまり情報や会話の表面上を意識しない。

 

時には、一見全然関係なさそうな話しをし出す場合もあるし、何の話しをしているのかわからないくらい抽象的や曖昧な表現を使う事もある。

 

一旦、全然違うところに話しを持っていったり、具体表現ではうまく説明しきれないからだ。

 

逆に多くの人は、通常物事の結果しかなかなか見えないため、どうしても表面上の話しをしがちになる。

 

そのため、お互いの会話がお互いに通じていないような印象になり、場合によっては支離滅裂に感じる事がある。

 

言葉の意味の受け取り方や解釈や認知が独特なアスペルガー症候群

発達障害の中の自閉症スペクトラムの中の「アスペルガー症候群」の人は、言葉の意味の解釈や認知が独特な場合が多い。

 

例えば、学校で先生に「持ち物全てに名前を書いてくるように」と言われたら、ティッシュ一枚一枚にも名前を書いて持っていったという、まるで笑い話のようなエピソードもある。

 

それくらい言葉の意味の解釈や認知が独特なのだ。

 

アスペルガーの支離滅裂な体験談

なっさんの体験談でいうと、こんな体験談がある。

 

当時知り合ったばかりの未診断のアスペルガーの人が、10人規模くらいの婚活パーティーというか、街コンの縮小版のような事を運営するような仕事を一人でしていた。

 

個人事業主というやつだ。

なっさんはちょっと手伝ってみたかったので、手伝わせてもらう事にした。

他にも一人、女性が手伝いをしていた。

 

で、そのパーティーの内容がなっさんの価値観を凌駕していたので、終わって帰宅してからその女性に「ぼったくりかな?」とメールを送った。

 

どんな内容だったかというと、「料理なしドリンク1杯だけで7500円」という内容だ。

 

で、なっさんはぼったくりだと思ったのだが、その女性はそうは思っていなかったらしく、その個人事業主にチクったようだった。

 

そうすると、その個人事業主がキレまくって、鬼電、鬼メール、フェイスブックでなっさんの誹謗中傷、挙げ句の果てに、

 

 

「私の会社の弁護団を使って制裁を加える」

 

 

というメールもきた。

ここが問題点だ。

 

その人の会社はその人一人しかいないので、弁護団はいない。

 

という事は、

  1. 妄想
  2. 弁護団という言葉の意味をわかっていない

のうち、どれかという事になる。

 

その人の性格上、1はなさそうだった。

2はあるかもしれないが、3の可能性が高いと感じた。

 

という事で、言葉の意味の解釈や認知が独特だから、支離滅裂になる事がある。

 

非現実的なひどい妄想や思い込みが激しくなってしまう統合失調症

統合失調症という精神障害を患っている人は妄想や思い込みが激しくなり、現実と混同してしまう事が珍しくない。

 

そのため、話してる内容が支離滅裂に感じ、周りの人たちからは「変な人」「危ない人」と思われる事もある。

 

なっさんの父が統合失調症だったのだが、テレビの音量を「0」にしていても「よく聞こえる」とか「隣の人が自分の悪口を言っている」とか言っていた。

 

他の人の場合では、「神の声が聞こえる」という人もいる。

 

統合失調症に関する体験談

なっさんは統合失調症ではないが、こんな体験をした事がある。

 

昔パニックを起こしたとき、すごく苦しくなってとにかく誰かに電話したかった時があった。

 

でも、誰に電話したらいいかわからなかったので、発達障害者支援センターの人の携帯に電話した。

 

で、電話でその人に

「ソーシャルワーカーの人に頭がおかしいから病院にいけ」

と言われた、と伝えた。

 

すると、「それは幻聴ですか?」と聞かれ、

「いいえ、ソーシャルワーカーである友人にメールで言われた、これは幻聴ですか?」と伝え、

「いいえ、幻聴じゃないです」と言われた。

 

と、まぁ、こんなエピソードがあった。

妄想が入ると、支離滅裂になるのだ。

 

支離滅裂?高IQ者と発達障害アスペルガーと統合失調症の会話の違い、まとめ

  • 会話が支離滅裂だと思われる人は、高IQ者・発達障害アスペルガー・統合失調症
  • 本人は支離滅裂だと思っていない
  • それぞれの当事者によって会話の方法が違う
  • IQや知能指数が高い人は、思考が高度
  • 発達障害アスペルガーの人は、言葉の意味の解釈や認知が独特
  • 統合失調症の人は、妄想や思い込みが激しい