アスペルGUY

高IQギフテッドと発達障害のアスペルガー症候群(ASD)の2E。元カウンセラー、元mensa会員。ここだけの超専門的な情報や知識などを書いている当事者ブログ。他にも精神障害・ADHD・IQや知能指数・mensaの事なども書いている。幼少期からの重度の不眠症や自律神経失調症を独学と分析により完全克服した経験がある。

 

 

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【脱罠】人間関係承認欲求ストレス軽減法。アスペルガー症候群(ASD)・高IQ者

アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラム(ASD)の中に分類される。

 

そんなアスペルガー症候群の人や高IQ者は、よく人間関係や社会生活の中で極度のストレスに晒されている。

 

そんなアスペルガー症候群の人や高IQ者のストレスを軽減させる、このブログの筆者であるなっさんも実践済みの対策をまとめていこう。

 

アスペルガー症候群の人や高IQ者が人間関係や社会でストレスを感じる理由

アスペルガー症候群の人や高IQ者が人間関係や社会でストレスを感じる理由の一つは、とにかく思い通りにいかないことだろう。

 

「なんであいつはああなんだ」とか「普通はこうなのになんでこういうことになるの」など、相手や環境を変えようとしてしまうような考え方になっている。

 

これはよくある罠だ。

 

なっさんもそうだったが、この時は極度のストレスに晒されているはずだ。

これは、こだわりの強さと承認欲求が溜まっているのが要因としては大きいものだと考えられる。

 

要因や原因がわかった場合、アスペルガー症候群の中でも孤立型や尊大型など思考型のタイプの人や高IQ者は、そこに対策を打つことで根本的対策をしようとするはずだ。

 

しかも、そこにこだわってしまう。

なっさんもそうだった。

 

でも今は根本的対策ではなく、表面的解決をしている。

 

 

ってか、した!

 

 

では、なぜそうしたのか。

 

根本的解決ではなく表面的解決をした理由 

それは、キリがなく不可能に近いから。

 

どういうことかというと、承認欲求を満たすためには人に認めてもらう必要がある。

人に認めてもらえない環境や状況が慢性化すると、承認欲求は溜まるのだ。

 

そしてその逆の行為、つまり人に認めてもらうことが対策になる。

なっさんも過去に承認欲求を一度は埋めたことがある。

ボランティアをしまくって感謝され続けたのだ。

 

でも、それをやめたらまた溜まった。

特にアスペルガー症候群の人や高IQ者は、一般の人間社会で生きていくとなるとどうしても承認欲求は溜まってしまう。

 

埋めてもまた溜まっていくのだ。

だからキリがない。

 

解決させるなら表面的よりは根本的の方がいいが、根本的解決をさせるメドが立っていない場合、根本的解決をさせるためには何年もしくは何十年かかるだろうと考える。

 

数ヶ月で達成させられるならいいが、何年も何十年も時間がかかるなら人生の無駄遣いのように感じた。

 

それだけ時間がかかるんだったら、表面的解決に移行させた方が効率がいい。

あくまでも目的は「自分の人生を快適にすること」

「根本的解決という手段」にこだわることが、自分の人生を快適にさせるんじゃない。

 

大事なのは目的達成。

いかに効率よく目的を達成させるかが一番大事。

 

根本的対策と表面的対策の二刀流は最強

根本的解決にこだわる人からすると、表面的解決というのはただの一時しのぎのごまかしの対策にすぎないと思われるだろう。

 

一番効率よく問題解決させるための方法は、

根本的対策と表面的対策の二刀流。

 

例)不眠症対策の場合

不眠症などの精神疾患を治す時などと同じだ。

睡眠導入剤など飲んでも不眠症は治らない。

 

薬の服用は、一時しのぎのごまかしの対策だからだ。

不眠症という問題を根本的に解決させるためには、原因を特定してそこに対策を打つ必要がある。

 

よくある原因は自律神経。

自分で自律神経をコントロールすることができるようになれば、大体の不眠症は改善する。

 

しかし、睡眠不足のためにそれをやるための気力がなければどうしようもない。

そこで登場するのが、薬の服用という表面的対策だ。

 

こういう表面的対策をしながら根本的対策を打っていく。

そうすると効率よく問題を解決させることができる。

 

だから、表面的対策が悪いことではなく、それだけに頼ると水面下では返って悪化しているということ。

 

糖尿病の治療であるインスリン注射や

犯罪に対する日本政府の対策と同じようなもの。

 

なので表面的解決も手段としては有効なのだ。

だから承認欲求という問題に対しても表面的対策を打ちながら根本的対策を打っていくということ。

 

繰り返すようだが、根本的対策は人に認めてもらうこと。

 

では、表面的対策はどんなことをすればいいのか。

 

受け入れることと諦めることの違い

この場合の表面的対策として実践したのが、認識すること。

受け入れることと諦めることと、願望と現実を正しく認識することだ。

 

その思考例はこんな感じ。

せっかく旅行に行く日がきたのに、土砂降りの雨。

この天気にイライラするだろうか?

イライラする人は、天気をコントロールできるという前提がある人。

天気も人もコントロールできない。

できたとしても難易度がかなり高いので、実質は無理だ。

そして、コントロールできないものに執着しなくなることを受け入れるといい、コントロールできるものに執着しなくなることを諦めるという。

 

ということで、承認欲求の問題に対しての根本的解決は不可能じゃないが、かなり困難。

 

承認欲求の問題を根本的に解決させたいのは、現実というより願望。

願望の世界にいるとストレスが多くなるので、現実を見て受け入れてみよう。

 

だから受け入れる。

諦めるということではない。

この場合は、受け入れるということになる。

 

そして、それを理解しながら頭の中がネガティブな感情で支配されたとしても、目的も忘れないようにする。

 

今自分がやってることや考えていることが目的達成として効率がいいものか、一番いい手段なのかをよく考えること。

 

くり返すようだが、自分の人生目的は快適な人生を送ること。

一番大事なのは手段にこだわることではなくて目的を効率よく達成させること。