アスペルガー症候群(ASD)の外見特徴(顔つき目つき)まとめ
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類され、
さらに、5つの種類に分類される。
そんなアスペルガー症候群には内面の特徴があるが、外見にも特徴がある。
なので、外見でアスペルガー症候群の人かどうかの判断をする事もある程度は可能だ。
その外見とは、顔つきや目つきだ。
アスペルガー症候群の人には顔つきや目つきにどんな特徴があるのかをまとめていこう。
しかし、あくまでも傾向なので「〇〇な人が多い」という事。
「絶対〇〇だ」という確定的な事ではないので、あくまでも参考程度にしてほしい。
- アスペルガー症候群「孤立型」の内面の特徴と外見の特徴
- 顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群孤立型だと思う有名人
- アスペルガー症候群「受動型」の内面の特徴と外見の特徴
- 顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群受動型だと思う有名人
- アスペルガー症候群「積極奇異型」の内面の特徴と外見の特徴
- 顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群積極奇異型だと思う有名人
- アスペルガー症候群「尊大型」の内面の特徴と外見の特徴
- 顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群尊大型だと思う有名人
- 最後に
アスペルガー症候群「孤立型」の内面の特徴と外見の特徴
孤立型とは、アスペルガー症候群の中でも以下のような内面の特徴が「目立つ」タイプだ。
- 頭がよくて理屈っぽく、理論的・合理的な「思考型」
- 人間関係の構築を避ける
- IQが高く、EQが低い人が多い(感情よりも思考が働くことが多い)
- 人間関係が苦手な事が多い
- 一人でいる時間を大事にする
- こだわりや自分ルールが他のタイプよりも強い事が多い
- 得意な事を追求するととんでもない才能を発揮する事が多い
アスペルガー症候群の中でも、頭のいいタイプであるがゆえに孤立してしまうようなイメージだ。
「変わり者」と呼ばれる、過去の偉人たちに多いタイプだ。
歴史上の偉人の中には、アスペルガー症候群だと思われる人が多いと言われているが、そういう人たちのほとんどが、この「孤立型」と言われている。
個性的な人というよりは、「変人」に近い印象。
外見は全体的に個性が出にくいので、あまり目立たない印象。
アスペルガー症候群孤立型の顔つき目つきの特徴
アスペルガー症候群孤立型の顔だちとしては目つきが細くキリッとしていて、表情は乏しく声の抑揚が弱い。
顔立ちの整った美男美女が多い。
顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群孤立型だと思う有名人
アスペルガー症候群孤立型の人の顔つき目つきをイメージしやすくするために、なっさんが個人的にアスペルガー症候群孤立型だと思う有名人を挙げていこう。
顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群孤立型だと思う有名人は2人いる。
実は、この2人は発達障害アスペルガー症候群ではないかという噂は出ている。
そして、その2人とは、
- Apple創設者、スティーブ・ジョブズ
- ロシア、プーチン大統領
この2人だ。
しかしこの二人はアスペルガー症候群孤立型の人の顔つき目つきに加えて、何かを見透かしているような目つきをしているのも特徴的だ。
これは、アスペルガー症候群孤立型の中でも特にIQや知能指数の高い人に見られる特徴だ。
アスペルガー症候群孤立型の人の顔つき目つきをしているスティーブ・ジョブズとロシア、プーチン大統領の生い立ちやエピソードを一応まとめてみた。
Apple創設者、スティーブ・ジョブズ
以前、この人の伝記を半分くらい読んだ事がありうろ覚えな部分もあるが、アスペルガー症候群孤立型らしいエピソードがいくつかあったので、紹介していこう。
- メンター(師匠)である父親を超えた瞬間の確信
- 商談の時に机の上に足を置いて話しを進めた
- ガン克服のために選んだ手段
メンター(師匠)である父親を超えた瞬間の確信
スティーブ・ジョブズは産みの親の事は知らず、里親に育てられた。
育ての父親は自動車整備士だ。
そんな父親の影響で、幼少期の頃から自動車いじりをしていた。
小学生か中学生か高校生の時かは忘れたが、父親がまだ到達していないところに到達してしまった。
自分の中に「確信めいたもの」があったのだ。
父親は最初スティーブ・ジョブズの話しを信じていなかったが、彼の説明を聞いていくうちに超えられたと感じた。
ハイレンジ領域の高IQ(145以上)の人にはよくある感覚、「確信めいたもの」。
さらに、アスペルガー症候群特有の追求力・こだわり・集中力が助力になったのではないかと考える。
商談の時のまさかの行動
スティーブ・ジョブズは自分が考えたものを使って欲しいと、企業に出向いて商談をしていた。
その商談の場では、お互いにソファーに腰をかけていた。
しかし、スティーブ・ジョブズは足を地面に置かずに机の上に置いていたので、当然その大きな態度に相手が怒ってその商談は無効になった。
これは孤立型というより、孤立型から派生した「尊大型」の特徴だ。
このタイプにはとにかく大きな態度に出てしまうという特徴がある。
ガン克服のために選んだ手段
スティーブ・ジョブズは晩年ガンと闘病していた。
しかし、その闘病方法は自力で食事療法で治すというもの。
これはアスペルガー症候群孤立型の人には割と見られる行動だ。
どういうことかというと、問題を自分の頭で考えて解決・攻略させるという道をよく選ぶということだ。
ロシア、プーチン大統領
この人は、何と言っても何かを見透かしているような目つきが印象的だが、この人にはとても面白い噂がある。
「陰謀論」というものをご存知だろうか?
世の中は情報により操作をされていて、歴史や戦争や病院なんかも全て、一部の金持ちがさらに金持ちになるために仕組まれたものだというのが陰謀論というものだ。
この陰謀論の中には、噂の域を出ないものから信じがたい事実まであるが、賛否両論だと思う。
そんな世の中の陰謀論だが、世界中の政治家の中で唯一、真実を知っているのが
「ロシア、プーチン大統領」だけだという噂がある。
あの目つきにはそんなパワーが込められているのだろうか。
アスペルガー症候群「受動型」の内面の特徴と外見の特徴
受動型とは、アスペルガー症候群の中でも以下のような内面の特徴が「目立つ」タイプだ。
- わからない事自体がわからないので、わからなくてもわからないと言えない
- 自分の感情がよくわかっていないので、自分の事を話すのが苦手
- 自主性がないので、自己主張をあまりしない「受け身型」
- 言葉通り受け取る
- 「あれ」や「あそこ」と言われてもピンとこない
- 「ん〜」や「う〜ん」とよく言い、言葉が出づらい
- 人に騙されやすい
- ストレスに鈍い
アスペルガー症候群受動型の顔つき目つきの特徴
アスペルガー症候群受動型の顔つきとしては、どことなく幼い(童顔)。
そして、顔立ちの整った美男美女が多い。
その時の感情と表情が一致していない事が多い。
顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群受動型だと思う有名人
アスペルガー症候群受動型の人の顔つき目つきをイメージしやすくするために、なっさんが個人的にアスペルガー症候群受動型だと思う有名人を挙げていこう。
アーティスト、ダイヤモンドユカイ
おそらく未診断かつアスペルガー症候群の自覚がない「サイレントアスペルガー」。
ダイヤモンドユカイさんは元々アーティストでバンドマンのボーカルをしていた。
その頃のエピソードとしては、急にキレることがあって他のメンバーとの関係も悪くなっていたという話しがある。
そして、最近バラエティ番組に出演している時のトークを聞いていても、「言っている意味がよくわからない」などの天然発言もしている。
アスペルガー症候群「積極奇異型」の内面の特徴と外見の特徴
積極奇異型とは、アスペルガー症候群の中でも以下のような内面の特徴が「目立つ」タイプで一番嫌われやすいタイプの一つだ。
- 一方的によく喋る(心理的な距離が近い )
- IQが低く、EQが高いが多い(思考型ではなく感情型)
- 人に騙されやすい
- 人間関係において一番積極的なタイプ
- 人との心理的距離感や物理的距離感の把握がしづらい
アスペルガー症候群積極奇異型の顔つき目つきの特徴
アスペルガー症候群積極奇異型の顔つきとしては、どことなく幼い(童顔)。
そして目つきもキリッとしているが、細いかどうかは人による。
顔立ちの整った美男美女が多い。
アスペルガー症候群全般の人に割と言えることだが、目つきが細くてキリッとしているという特徴がある。
一重か奥二重である事が多い。
そして、まぶたにはあまり力が入っていない印象。
これは、目が死んでいるという事ではない。
目が死んでいる人もいれば死んでいない人もいる。
しかし、女性自体に目が死んでいる人はあまりいない。
女性のアスペルガー症候群の人の中では、積極奇異型の人が特にそうだ。
目が死んでいるというのは、黒目(瞳・瞳孔)が極端に小さい事をさす。
アスペルガー症候群とはいえ、男性よりも感情面が豊かで、比較的男性よりもいろんなものに興味を示す事が多い。
この「興味」というものが黒目を小さくさせないのだ。
自閉症児の黒目や猫の黒目を見ていたらわかると思うが、興味を示しているときの黒目はすごく大きくなる。
そして、黒目が大きく見えるタイプのコンタクトレンズをイメージしてもらうとわかると思うが、黒目が大きいと魅力的に見える。
なので、目つきが細くてキリッとしていても魅力的に見える事が多いのだ。
さらに、女性のアスペルガー症候群積極奇異型の人は小顔という特徴をもつ人が多い。
中には薬の副作用などで太ってしまって、小顔ではない人もいるが、基本的には小顔の人が多い。
顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群積極奇異型だと思う有名人
アスペルガー症候群積極奇異型の人の顔つき目つきをイメージしやすくするために、なっさんが個人的にアスペルガー症候群受動型だと思う有名人を挙げていこう。
お笑いトリオ、パンサーの尾形
「サンキュー!」でおなじみのお笑いトリオパンサーの尾形さん。
おそらく未診断かつアスペルガー症候群の自覚がない「サイレントアスペルガー」。
彼は芸能界ではゲスなどと言われているが、なっさんから見るとただただ素直なだけという印象。
女性に告白をするシーンでも「全てが好きだ」と言えばいいのに、「全てが好き、胸もケツも。」と言っていた。
アスペルガー症候群「尊大型」の内面の特徴と外見の特徴
アスペルガー症候群尊大型は、孤立型をベースに他責要素が加わったようなタイプで、一番嫌われたすいタイプの一つだ。
- なんでも人のせいにする
- 正論をよく言う
- 怒りやすい
- 自分のことしか考えていない
アスペルガー症候群の男性の妻が、うつとよく似た症状になる「カサンドラ症候群」になってしまうのも、
実は夫がアスペルガー症候群だからということではなく、
アスペルガー症候群尊大型だからということが多い。
このブログの筆者であるなっさんは、元尊大型で妻をカサンドラ症候群に追い込んでしまいそうになったことがあって、尊大型の要素を抜いていったのでよくわかる。
そして、そんなアスペルガー症候群尊大型と職場や街中で接する事になると、被害を被る事もあるかもしれない。
人のせいにして正論を言うだけでなく、気難しいという特徴も併せ持つ。
こだわりが半端じゃないのだ。
一時期流行したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の男性主人公(アスペルガー症候群孤立型)に、
- 人のせいにする要素
- 怒りやすい要素
を加えたようなタイプだ。
アスペルガー症候群尊大型の顔つき目つきの特徴
全員ではないが、特に「悪化した尊大型」は目の奥が笑わないという特徴がある。
印象としては、目が逝っちゃってる印象を感じる。
そして、目の奥が笑わないということは、
- 心が冷めている
- 共感できない
という心理が隠れている。
「あなたの気持ちなんてわからないよ。
そんな事よりどう解決させるかの方が大事じゃね?」
という本音を持っている。
中には
- 論理性に乏しく
- ただ理不尽に怒って
- 相手のせいにする
積極奇異型の派生タイプの尊大型もいるが、
尊大型の多くは、
- 感情より理論が優先して働くので
- 度々相手への感情的配慮を無視し
- 合理的または理論的に言い負かしてくる
孤立型の派生タイプだ。
顔つき目つきの特徴がアスペルガー症候群尊大型だと思う有名人
アスペルガー症候群尊大型の人の顔つき目つきをイメージしやすくするために、なっさんが個人的にアスペルガー症候群尊大型だと思う有名人を挙げていこう。
- 漫画家、通称えびっさんこと蛭子能収
- お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーのクズこと村本
の二人だ。
漫画家、通称えびっさんこと蛭子能収
おそらく未診断かつアスペルガーの自覚がない「サイレントアスペルガー」。
実際に「水曜日のダウンタウン」で放送された蛭子能収さんのことを、アスペルガー症候群の尊大型だと思うエピソードをまとめてみた。
プリン惨殺事件
息子の友達が蛭子能収さんの留守中に家に遊びにきた。
楽しみにとっておいた冷蔵庫の中にあるプリンを勝手に食べられた。
許せなかったので、後日漫画の中で惨殺した。
→この事実に対して蛭子能収さんは、
笑いながら「漫画の中では自由に人が殺せるんですよ」と言い放つ。
出演者に挨拶をしない
同じ番組の出演者に挨拶をしない。
→この事実に対して蛭子能収さんは、
「いちいち挨拶された方が迷惑だから、他の人たちも絶対そうだ」と主張。
定食屋での夕食シーン撮影事件
夕食シーンを撮影するためにスタッフが定食屋をようやく見つけた。
店主は深夜にも関わらず快諾してくれた。
出されたえび料理に対して、「えびちっちゃーい」と言った。
優しかった店主が激怒「今言ったの誰だー!」。
スタッフが頑張ってフォローに入るが、店主の怒りはおさまらずロケは中止。
→この事実に対して蛭子能収さんは、
「そんなことで怒る店主が悪い」
「ちっさかったけど美味しかったと言った」と主張。
そして、スタジオとの中継の電話をいきなり切った。
スタジオでは犯罪者のような理論だと避難された。
マネージャー口説き事件
奥さんが亡くなった2ヶ月後、女子マネージャーを自宅に呼び出し、奥さんの遺影の前で口説いて体を迫った。
→この事実に対して蛭子能収さんは、
「奥さんに悪いことをしたとも思わず、しかも誰でもよかった」と主張。
感動シーンでの事件
特別な人が亡くなって特別な思いで葬式にいったという、感動的なシーンの手紙を読んでいるときに、爆笑していた。
この事実に対して蛭子能収さんは、
→「今までそんなことで悲しくなったことはない。その場にいたスタッフたちも悲しくもないのに悲しい演技をしているから笑ってしまった」と主張。
→「あの話しを聞いていた人たちは、あのまま悲しい演技をすることが辛かったと思うから自分のおかげで助かったと思う」と主張。
賭博事件
賭博の現行犯で逮捕されても、ラスベガスでカジノを楽しんでいた。
この事実に対して蛭子能収さんは、
→「不謹慎ではない」と主張。
自分の孫たちに対して
蛭子能収さんは孫が5人いるが、興味がないので名前を覚えていない。
この事実に対して蛭子能収さんは、
→「自分の子供を欲しいと思ったことは一度もない」。
→「生まれてきたけど、カワイイと思ったことはない」と主張。
お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーのクズこと村本
おそらく未診断かつアスペルガーの自覚がない「サイレントアスペルガー」。
実際に「水曜日のダウンタウン」で放送された蛭子能収さんのことを、アスペルガー症候群尊大型だと思うエピソードをまとめてみた。
「なぜ相方をよく変えるんですか?」というスタッフの問いに対し、
→「みんな僕のストイックさについて来れなくなった」と主張。
→さらに「辞めていったヤツがクズだ」と主張。
相方のことを寄生虫と言い、
元相方のことを永遠の扶養家族と言う。
最後に
アスペルガー症候群に限らずなんでもそうだが、「アスペルガー症候群」という大きいくくりで見て、「アスペルガー症候群=嫌われ者」と判断するのはやめてほしい。
なんでも細分化することが重要なのだ。
上記のように嫌われやすいタイプのアスペルガー症候群の人もいるが、
多くのアスペルガー症候群の人は
- 真面目
- 素直
- 正直
な特徴が前面にでている人が多い。
「アスペルガー症候群=嫌われ者」というレッテルを貼る人がネットを中心に増えている。
そして、「アスペ」と揶揄される。
これはちょっとした社会現象になっている。
繰り返すようだが、アスペルガー症候群に限らずなんでも細分化してみてほしい。
そうすることで、「情報の実態」が見えやすくなる。
ということは、嘘に溢れたネット情報に騙されにくくなるということだ。