アスペルGUY

高IQギフテッドと発達障害のアスペルガー症候群(ASD)の2E。元カウンセラー、元mensa会員。ここだけの超専門的な情報や知識などを書いている当事者ブログ。他にも精神障害・ADHD・IQや知能指数・mensaの事なども書いている。幼少期からの重度の不眠症や自律神経失調症を独学と分析により完全克服した経験がある。

 

 

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高IQ元メンサ会員の知能指数が低い人が上げる方法

IQや知能指数が低いとか上げたいと思っている人も少なくないと思う。

 

実際上げる方法はある。

理論的には十分可能だ。

 

このブログの筆者であるなっさんは、高IQ集団国際機関の元メンサ会員で、IQや知能指数の仕組みや上げる方法も確立させている。20171121132702

しかし、低くても特に問題があるわけでもないし、そんなことで優劣が決まるわけでもない。

 

可能になることも増えてくるが、誰に相談してもヒントすらもらえないような孤独な悩みにつきまとわれるというデメリットも増えてくる。

 

なので、IQや知能指数が高いことが必ずしもいいことばかりではないことを頭に入れておいてほしい。

 

目次

IQや知能指数とは

まず、IQや知能指数とは、というところから。

 

IQも知能指数も同じような意味なのだが、抽象化思考において結果を操作する能力のことをさす。

 

これは、日本で一番IQや知能指数が高い人の一人と言われている苫米地氏も言っていることだ。

 

抽象化思考を簡単に説明すると、視野を広くして物事を捉えるということだ。

IQや知能指数が高い=視野が広い=問題解決能力が高いということ。

 

IQや知能指数というと、IQテストなどで高得点を出せるかどうかと思っている人が多い。

 

IQテストやwaisのテストで高得点を取れてもIQや知能指数が高いとも限らないし、高得点が取れなかったとしても低いとも限らない。

 

ちなみになっさんは、メンサ会員であるがwaisのテスト結果は90点だった。

 

高IQ者やメンサ会員でも、IQテストなどで高得点を出すとIQや知能指数が高いと思っている人は多い。

 

そういう人は、そこまでIQや知能指数は高くないと言える。

なぜなら、本質を理解していないからだ。

 

先ほど触れた抽象化思考というのは、本質・法則性・共通点・実態を把握するために行う思考であり、そこが把握できると結果が操作できるようになるのだ。

 

IQテストはどんな能力を測るためのものなのか。

本質・法則性・共通点・実態を把握できる能力を測るためのテストだ。

 

しかし、大事なのはテストにおいてそれができるかどうかではなく、普段の会話や分析の時にそれができるかどうかだ。

 

テスト対策をしたからいい点が取れた、とか言うのは愚の骨頂だ。

 

なぜなら、その能力を持って結果を操作することが重要だからだ。

じゃないと、何のための能力なのかがわからない。

 

高IQ元メンサ会員の知能指数が低い人が上げる方法

IQや知能指数が低い人が上げる方法は以下の通り。

  • 先入観や思い込みを持たずにいろんなことに疑問をもつ
  • 結果よりも過程や仕組みに意識を向ける
  • 家族や上司や子供など誰と接する時も人として観る(肩書きや社会的立場を気にしない)
  • 物事を行う時は具体的な内容を把握する前に全体像の把握から行う
  • リラックス状態を保つ

 

先入観や思い込みを持たずにいろんなことに疑問をもつ

IQや知能指数が高い人が持つ特徴の一つは、先入観や思い込みで判断しないという事。

逆に、低い人は先入観や思い込みで判断しようとする。

 

テレビを見て、

  • 〇〇さんがこう言ってたとかいう人や
  • ニュースの情報を鵜呑みにする

などがそうだ。

 

よくテレビは見ない方がいいと言われている。

これは、思考力が落ちるからだ。

 

なっさんのように、テレビで流れている情報の裏を取るように、仮説と検証を立てて考えながら見る分にはいいが、ほとんどの人は頭を使わずにテレビを見る。

 

もちろん、人と会話をしている時にも相手が言ってることに対しても疑問を持たないといけない。

 

結果よりも過程や仕組みに意識を向ける

なっさんはよく会話中に「なんで?」と聞く。

表面上の情報(結果)に惑わされたくないから、仕組みや過程を把握するためによく質問をする。

 

人が言ってるのはだいたい結果論であって、その結果の仕組みや過程を把握していないことが多い。

 

だから、ほとんどの人は「なんで?」と聞かれた時にうまく答えられない。

 

このように、IQや知能指数が高くない人は、ほとんど表面上の情報や結果しか見えない。

だから情報に操作される。

 

ほとんどの人が結果しか見えないからこそ、社会では結果が求められるというところにも繋がる。

 

世の中結果が全てと言い張っている人がどれだけ多いことだろう。

なぜ結果が全てになるのかがわかっていれば、少なくとも「全て」とは言わない。

 

こういう人はまだ視野が狭い状態だ。

 

もし世界中の人全員のIQや知能指数を上げれば、結果よりも仕組みや過程が重視されるだろう。

 

中には、仕組みや過程も重視するような会社もあるが、そういう会社は次元が高い。

IQや知能指数を上げた社会というのは、本来のあるべき姿に向かっている社会と言える。

 

本来のあるべき姿の社会というのは、

結果だけを見るのではなく仕組みや過程などの根本があるからその結果が起きるという、

原因と結果の因果関係を考え根本を正していくという社会だ。

 

先ほど、IQや知能指数が高い=視野が広い=問題解決能力が高いと書いたが、本来のあるべき姿に向かうというのは大きい規模での問題解決になる。

 

例えば、人間社会はカオスで理不尽であるが、これはほとんどの人が結果しか見ていないから起こっている現象だ。

 

イタチごっこというのも、結果にしか対策が打てていない、仕組みや過程に対策が打てていないから起こる現象だ。

 

先ほどの、テスト対策をしていい点が取れたというのも、結果にしか対策が打てていないIQや知能指数が低い行動だ。

 

仕組みや過程をなどの根本を把握していれば、テスト対策などそこまでしなくて済む。

そういう根本を把握していれば、だいたいの事は考えれば自ずと答えが見えてくるのだ。

 

だから、テストや学業において仕組みや過程などの根本を把握しているタイプのIQや知能指数が高い人は、勉強をしなくてもいい点が取れるのだ。

 

先ほどの、苫米地氏もそうだ。

彼は、中学生の時に英語が全くわからない状態でアメリカに行って、二週間で英語をマスターしたという。

 

なっさんはそこまでは到底できないが、なぜそうなるのかはわかる。

仕組みや過程などの根本を把握しているからできることなのだ。

 

まるで、ゴール地点である山頂は見えているが行き方がわからないような感じだ。

この感じにそっくりだ。

 

進むべき道だけを見ているよりも、視野を広くしてゴール地点のある場所を明確にしてから道を探す方がゴール(解決)しやすいだろう。

 

糖尿病の治療にも同じことが言える。

インスリン不足だからインスリン注射をする。

 

これは、結果にしか対策を打てていないイタチごっこだ。

 

インスリン不足になったからには、仕組みや過程に原因がある。

その原因が、通常、糖質やブドウ糖の多量摂取による血糖値の上昇だ。

 

だから、糖質やブドウ糖の摂取を控えなければならない。

しかし、インスリン注射のみに頼る人も多い。

 

その仕組みや過程があるからその結果が出たのに、仕組みや過程を無視して結果だけをインスリン注射により変えようとする。

 

これが、人間社会がカオスにそして理不尽になっていく現象とよく似ている。

そういう仕組みや過程を無視して、結果だけをずっと変えようとし続けるとどうなるか。

 

最悪の場合、死に至る。

 

理論的には、人間社会や地球規模でも同様のことが言える。

このままごまかしの対策ばかりを続けていれば、人間社会や地球も死ぬのではないか。

そう感じる。

 

だから、IQや知能指数を上げて視野を広くすると、本来のあるべき姿に向かい、問題解決に繋がるのだ。

 

家族や上司や子供など誰と接する時も人として観る(肩書きや社会的立場を見ない)

人が人と接する時、ほとんどの人はその人の肩書きや社会的立場を見て接する。

 

小さい時、親から「お兄ちゃんなんだから」とか「お姉ちゃんなんだから」とか言われて寂しかった思いをした事はないだろうか。

 

職場で上司から部下としてだけ見られ、人として興味を持ってもらえず寂しい思いをした事はないだろうか。

 

子供と接する時に、大人と子供という上下の関係を築こうとして頭ごなしに怒ったりはしていないだろうか。

 

これらの接し方は、問題を発生させる行為だ。

なぜなら、IQや知能指数が低い発想だからだ。

 

IQや知能指数が高く視野が広い発想というのは、問題を解決させるような発想だ。

という事は、その逆の発想は問題を発生させるという事だ。

 

つまり、IQや知能指数が高く視野が広い発想というのは平和に繋がるという事なのだ。

理論上は、世界中の人たち全員のIQや知能指数が高くなる=世界平和ということになる。

 

ちなみに、苫米地氏も似たようなことを言っている。

 

物事を行う時は具体的な内容を把握する前に全体像の把握から行う

では、人や肩書きや社会的立場と視野がどう関係するのか。

 

視野を広くするというのは、抽象化思考をするということ。

抽象化という事は、具体化とは真逆の概念だ。

 

細部に集中したり大きいカテゴリーから細分化されたような部分を見るのではなく、全体を見渡すようにしたり大きいカテゴリーを見るという事だ。

 

先ほどの、人と接する時は人として観るということもこれに当てはまる。

 

こんな感じだ。

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それに、人と接する時は人として接するようにというのは、アドラー心理学という哲学においてもそう言われている。

 

リラックス状態を保つ

IQや知能指数が低い状態の一つは、頭の中が一つの物事や感情に支配されている時だ。

考え事・悩み事・作品創作中怒っている時などがそれに当たる。

 

つまり、具体的な物事を意識している時だ。

 

という事は、その真逆である

  • 物事をザックリ捉えている時
  • 頭の中であまり何も考えてない時
  • 感情に支配されていない時

が、IQや知能指数を上げた状態ということになる。

 

つまり、リラックスしている時だ。

リラックスしていると感じるゾーンは人によって違う。

 

このゾーンのことをコンフォートゾーンというが、ほとんどの人は考え事・悩み事・感情に頭の中が支配されていない時の方が心地がいいと感じるはずだ。

 

だから、気晴らしに外出して見たり飲みに行ったりすると気分が軽くなる。

 

頭のいい人が会話や会談中に、椅子にもたれかかったり、椅子に座りつつ机の上に足を置いている人がいると思うが、彼らはリラックスをしているのだ。

 

そうすることで、IQや知能指数を上げた状態をキープできることを本能的に知っているからだ。