【生きづらい】IQや知能指数が高い天才アスペルガー症候群
2019年2月16日更新。
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類され、
さらに、タイプが5つに分類されている。
そんなアスペルガー症候群は、
- 独特のコミュニケーション
- 特定の物事へのこだわり
- 人間関係の構築が苦手
という特徴が目立ち、社会の中で孤立したポジションについてしまいやすいが、
実はアスペルガー症候群の人は、定型発達の人に比べたら比較的IQや知能指数が高い人が多い。
その中でも、「孤立型」や「大仰型」や「尊大型」の人がIQや知能指数が高い人が多い。
タイプごとのIQや知能指数は、
積極奇異型➡︎受動型➡︎孤立型(大仰型・尊大型) ≒ 感情型➡︎思考型という位置関係になっていると言っていいだろう。
人と関わりたくないアスペルガー症候群の人ほど、IQや知能指数が高いタイプが多い「傾向」にあり、
人と積極的に関わろうとするアスペルガー症候群の人ほど、IQや知能指数が低い「傾向」にある。
そして、IQや知能指数が高いアスペルガー症候群の人は「IQの高低幅」が広いので、IQの高い瞬間とIQの低い瞬間の差が激しい。
そのため、理論的・合理的な考えをすることもあれば、根拠が薄い状態でも思い込んでしまうこともある。
IQや知能指数が高いアスペルガー症候群は超マイノリティ
彼らは、アスペルガー症候群特有の特徴・特性と、高IQ特有の思考パターンを併せ持つので、「超マイノリティ(超少数派)」になり、周囲から浮く。
高度な思考であるため、自分の言ってることが相手に認められないという状況になりやすい。
そうなると承認欲求がたまり、プライドの高いタイプは「他責」し、プライドの低いタイプは「自責」するようになる。
この「高IQの他責するアスペルガー症候群」は「尊大型」と言われる、アスペルガー症候群の中でも一番厄介なタイプの一つだ。
IQや知能指数について
IQや知能指数が高いといいように思われやすいが、結局は「隣の芝生は青く見える」だけだ。
いつだって少数派は認められないし、淘汰されやすい。
なぜなら、普通の人は「理解」できないからだ。
定型発達の人が、アスペルガー症候群や自閉症の人の事を理解できないのと同じなのだ。
仮に、天才的な名医がいたとして、普通の人から見たらその天才は「バカ」にしか見えないだろう。
普通の「モノサシ」で測ると、明らかにおかしい事を言っているからだ。
普通の人は天才的な名医のことを「ヤブ医者」と判断するのだ。
しかし、天才から天才を見たときは天才だと評価できるが、その評価を普通の人に噛み砕いて説明しても理解できないので、バカが2人いるようにしか見えないだろう。
多くの人が普通の人なので、普通の人が支持する対象は、あくまでも普通より少しすごいくらいのものだ。
したがって、「本物の天才たち」が世に出ていない事も十分に考えられる。
結果さえ出せば理解できるだろうと思うかもしれないが、「すごい結果」を目の当たりにしても、それがすごいかどうかがわからない人も多い。
IQや知能指数が高い天才アスペルガー症候群は生き辛い、まとめ
- 積極奇異型➡︎受動型➡︎孤立型 = 感情型➡︎思考型
- 孤立型ほど高IQ「傾向」にあり、積極奇異型ほど低IQ「傾向」にある
- IQの高いアスペルガー症候群の人は「IQの高低幅」が広いので、IQの高い瞬間とIQの低い瞬間の差が激しい
- 承認欲求とプライドの高いタイプは「他責」し、プライドの低いタイプは「自責」する
- 「高IQの他責するアスペルガー症候群」は一番厄介なタイプ「尊大型」
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IQが高いのは少数派だから認められないし、淘汰されやすい
- 普通の人は天才的な名医が「バカ」にしか見えない