【合併併発】IQや知能指数が高いアスペルガー症候群の特徴
2019年2月15日更新。
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムに分類される。
そんなアスペルガー症候群には、5つのタイプがあるという特徴がある。
- 孤立型
- 受動型
- 積極奇異型
- 大仰型
- 尊大型
の5つだ。
また、これらのタイプは変化するという特徴がある。
幼少期の頃のタイプと、今現在のタイプが違っている場合は多い。
その結果、複数のタイプがミックスしているという特徴を持つ人もいるし、2つのタイプの中間にいるような特徴を持つ人もいる。
なので、アスペルガー症候群の人をよりよく理解していくためには、
- 今現在はどのタイプか
- 昔はどのタイプだったか
を把握していく事はとても重要なことだ。
しかし、そういう風にピンポイントに位置付けられるのは、主に平均的なIQや知能指数を持っている人たちだ。
中には同じ発達障害であるADHDやLDなどが併発して混合していたりと、少し複雑な場合もあるが、比較的ピンポイントに位置付ける事ができる。
このブログの筆者であるなっさんは、IQや知能指数が高いという特徴をもつが、比較的ピンポイントに位置付ける事ができるタイプだ。
しかし、IQや知能指数が高い(130以上)人たちの場合は、いろんな領域にまたがり複雑なことが多いというと特徴をもつ。
合併併発。IQや知能指数が高いアスペルガー症候群
IQや知能指数が高いアスペルガー症候群は他の症状や特性が合併していたり併発していることも多いが、それにはいくつか種類がある。
まだいろいろあるのかもしれないが、とりあえず思いついたのはこれだけだ。
- 中性的
- 共感覚
- 映像記憶
- PATM(パトム)
などだ。
こういった特徴や症状や特性や合併したり併発していると、発達障害やアスペルガー症候群特有の悩みだけではなく、他の悩みが増えてしまう。
では、これらの併発した混合症状にはどういった特徴があるものなのだろうか。
中性的
中性的というのは、体の性別は決まっているがどこか女らしい特徴のある男性とか、どこか男らしい特徴のある女性とか、LGBTの人などのことをさす。
LGBTとは、
- L、レズビアン(女性同性愛者)
- G、ゲイ(男性同性愛者)
- B、バイセクシャル(両性愛者)
- T、トランスジェンダー(性別越境者)
の頭文字をとった単語で、セクシャルマイノリティ(性的少数者)の総称の一つだ。
共感覚(シナスタジア)
共感覚というのは、一つの現象に二つ以上の感覚を有するという特徴を持つ感覚のことをさす。
例えば、
- 数字や文字に色を感じたり
- 音楽に色や図形を感じたり
- 図形に味を感じたり
- 人の性格や姿に色を感じたり
といった具合だ。
こういう共感覚の特徴があると、特定の分野で信じられないような結果を出したり、特異な感覚で表現できることもある。
ひたすら円周率を言い続ける事ができたり、特異な音楽性を持っていたりなどだ。
映像記憶
映像記憶というのは、脳やまぶたの裏に過去に見た映像や景色や風景などを鮮明に記憶し、いつでも鮮明に思い出す事ができるという特徴をさす。
景色を数秒見ただけで、その景色を事細かく描写できる人をテレビなんかで見たこともあると思うが、あれは映像記憶の一つだ。
こういう特徴がある人たちというのは、思い出したくないものまで思い出してしまうこともよくあるようで、「忘れられる」という事がありがたい事なのだと感じる。
ただでさえ、アスペルガー症候群の人など自閉傾向という特徴を持つ人は、比較的嫌な事が脳裏に焼きついて忘れる事が難しいかったりするのに。
忘れる事ができないのはただの生き地獄だ。
PATM(パトム)
PATM(パトム)というのは、人間の皮膚から発せられている皮膚ガスによって、周囲の人たちの健康に悪影響を与えてしまうという特徴をさす。
人間の皮膚からガスが出ていると言われてもピンとこないと思うが、ガスは出ているそうだ。
どういうわけか、蟻酸なんかも出るそうだ。
数ある皮膚ガスのうち、人体に影響を与えるような種類の皮膚ガスを多く出してしまっていると、周囲の人たちの体調や様子がおかしくなってくる。
で、人によってどういったガスが出ているかには個人差があり、どういったガスが出ているかは、皮膚ガスを検査できる病院で検査できるようだ。