遺伝?発達障害アスペルガー症候群(ASD)が日本人に多い4つの要因
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類される。
そんなアスペルガー症候群の人は、日本人には比率的に多いと言われている。
他の国の人たちよりも比較的多いと言われているのだ。
今の時代に多くなったのか昔から多かったのかは定かではないが、日本には昔から職人気質の人が多そうな印象から、昔から多いのではないのかと感じる。
アスペルガー症候群の人は、得意なことには人一倍秀でていることから、職人気質の人が多いのだ。
どれくらい多いのかと言われているかというと、国民全体の1〜5%とも言われているが、実際のところどれくらいの人がいるかは謎だ。
そうなれば、遺伝が大きく関係しているのかもしれない。
では、なぜ日本人にはアスペルガー症候群の人が比率的に多いのだろうか。
歴史的見解をメインに考察していこう。
あくまでも個人的考察なので、真意のほどは定かではない。
アスペルガーの人が日本人に多い遺伝的要因
アスペルガー症候群の人が遺伝的に日本人に多いと感じる4つの要因
- 縄文人
- 島国
- 日本語
- 国民性
縄文人
日本人の先祖は縄文人だ。
ユーラシア大陸には弥生人が多かったが、日本列島には縄文人が多かったと言われている。
大陸から弥生人が渡ってきたと言われているので、現代のほとんどの日本人は縄文人と弥生人の混血なのだろう。
特に、昔から沖縄に住んでる人や北海道の先住民アイヌ民族は、縄文人の血が強いと言われている。
だから、顔が濃い人が多いのだろう。
縄文人は顔が濃かったらしい。
ということで、他の国の人と比べて日本人は縄文人の血が多く入っているという事が考えられる。
だから、縄文人の遺伝子にはアスペルガー症候群の人が持つような遺伝子があるのかもしれない、という仮説を立てる事ができる。
島国
日本列島は島国だ。
そのせいもあってか、他の国よりも戦争や争いが少なかったと言われている。
ということは、裏を返せば、より平和的により協力しあって生きてきたという事が考えられる。
そうなれば、社会貢献の仕組みが成立しやすくなる。
さらに、人により良い価値を提供するために、より良い物作りやサービスの提供をするために、試行錯誤を繰り返す事にも繋がったという仮説を立てる事ができる。
そんな先祖たちの遺伝子を受け継いだのが現代の日本人だ。
だから、現代の日本人にはアスペルガー症候群の人が多いのかもしれない。
日本語
日本人は特有の言語である日本語を母国語としている。
日本語の特徴は、感じた事や個性などの表現を他の国の言語よりも具体的にする事ができるという特徴がある。
日本語をある程度マスターした外国人の人で、母国語よりも日本語の方が個性を表現しやすいとか日本語の方が話しやすいという人も実際いる。
なので、日本語を小さい頃から聞いて話している日本人は、細部にまで行きわたるような発想や感性にもたどり着く事ができるのだ。
日本語でしか表現できないような物事や、日本人にしかわからない感性というものがあるようだ。
そして、アスペルガー症候群の人は、細部にこだわったり特有の発想や感性を持っている事が多い。
そんな日本語による発想や感性を見つけてきた昔の日本人たちの遺伝子が、現代の日本人にも受け継がれている。
だから、日本語に慣れている日本人にはアスペルガー症候群の人が多いのかもしれない。
国民性
日本では発達障害やアスペルガー症候群の診断が可能になった。
そのため、発達障害やアスペルガー症候群の人たち(分母)の中でも把握できる人数(分子)が増えた。
もちろん他の国でも可能な国は多い。
しかし、日本人の特殊な国民性がこれに拍車をかける形になっている。
どういう事かというと、「みんなと同じ事を美徳とする」という国民性だ。
これは、人に迷惑をかけないという良い文化の裏の顔だ。
何事にも裏の顔というものはあるものだ。
他の人と違ったら、「自分はおかしいのではないか」とか「うちの子はおかしいのではないか」と感じやすい。
そのため、おかしいという事を明確にしようしたがる。
だから、他の国の人に比べて診断を受けようとしたがるのかもしれない。
実際、日本人が他の国の人たちと比べて診断を受けようとしたがっているのかどうかは定かではないが、国民性から考えるとそういう仮説を立てる事ができる。
ということで、日本人は昔からみんなと同じ事をを美徳としていて、それが遺伝しているのかもしれない。