【3秒でやめる】空想・独り言・妄想。アスペルガー症候群(ASD)・ADHDの特徴
2019年2月25日更新。
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類され、
ADHDは、発達障害の中に分類されている。
そんなアスペルガー症候群やADHDの人は、「空想癖・独り言・妄想癖」がある人がすごく多い。
このブログの筆者であるなっさんも、幼少期の頃から空想癖・独り言・妄想癖があったが、今ではほとんど治したので、それについて順番にまとめていく。
空想癖や妄想癖はなかなか厄介だ。
独り言はそこから連なるので、あくまでも問題は「空想癖」と「妄想癖」だ。
ただの「思考」ならまだいいが、空想癖や妄想癖は「ネガティブスパイラル」にハマりやすく、ハマったらなかなか抜け出せない。
「脳裏に焼きつく」っていう表現がしっくり来るような苦しみを味わってしまう。
振り払いたくてもこびりついて離れないのだ。
なっさんは幼少期から毎日一日中ずっと空想や妄想をしていた。
ご飯を食べてる時も、寝てる時も四六時中だ。
まともに眠れたことなど一度もなかった。
そのおかげで、頭の中はずっと現実にいなかった。
それで自律神経の崩壊、重度の不眠症の発症、現実感喪失(離人症)に苛まれてきたし、頭の中の世界に没頭してしまって、急に独り言を言ったり、笑ったり、キレたりしていた。
そのせいで、なんか危ないヤツと思われていたに違いないw
- 空想癖・妄想癖・独り言の原因は生まれつき?
- 思考・空想・妄想をごく自然にやめる方法
- 空想・妄想・ネガティブ思考を3秒でやめる方法
- 【3秒でやめる】空想・独り言・妄想。アスペルガー症候群・ADHDの特徴、まとめ
空想癖・妄想癖・独り言の原因は生まれつき?
空想癖・妄想癖は、脳の中でもおでこの奥にある部分、前頭葉の働きが低下しているのが原因だと言われている。
それはセロトニンが不足しているために低下するのだそうだ。
前頭葉の働きが低下する時は生まれつき(先天性)か、うつになった時などが有名だ。
その中でも、空想癖や妄想癖がついてしまうのは、ほとんどの場合生まれつきだと考えられる。
発達障害やアスペルガー症候群やADHDの人以外で、そういう癖を持っている人を見た事がない。
思考・空想・妄想をごく自然にやめる方法
空想癖や妄想癖のある人が、思考や空想や妄想をしないというのは至難の技だ。
なので、こうすれば結果的に思考や空想や妄想をしなくて済むという方法をとる。
その方法は、
感覚に集中するという事だ。
通常の人は、左脳と右脳を同時に使う事は困難だ。
そのため、感覚に集中(右脳を使う)すると、思考や空想や妄想(左脳を使う)をすることができない状態になる。
具体的には、
- 自然を感じる
- 落ち着くような音楽を楽しむ
- 匂いを楽しむ
などだ。
これは悩み事を抱えている人にも効果があると思う。
ちなみになっさんの場合は、緑の豊かな場所の空気を吸うか、天日干しをした布団の匂いを嗅いでいた。
嗅覚は一番原始的な感覚でダイレクトに脳に届くため、オススメだ。
空想・妄想・ネガティブ思考を3秒でやめる方法
それでも思考がちらついてなんとかしたいという人は、この方法を試すといい。
思考癖や空想癖がある人は、ネガティブスパイラルにハマりやすいと思うが、これらの一番手っ取り早い脱出方法は「真上を見上げる」という事だ。
通常は人体の仕組み上、真上を見上げながら思考・空想・妄想をする事はできないようになっている。
上を見上げるだけなのでカンタンで是非試して頂きたいのだが、これには注意点がある。
それは、目線が下がりがちになるので、目線を特に意識するという事だ。
真上を見上げていても、思考・空想・妄想をしだしたら目線が下がってきていると思って欲しい。
そうすると、うまくいくはずだ。
できれば、夜空を見上げるとなんだか落ち着いて、リラックス効果も得られるのでオススメだ。
海辺での夜空だったらなお最高。
並みの音も聞こえてくるので、至福のひと時になる。
これも悩み事がある人にも効果があると思う。
心理的に上を向きたいなら、物理的に上を向けばいいのだ。
心の中と外はリンクしている。
しかし、中にはうまくできない人もいるようなので、あくまでも参考までに。
考えるっていうのはけっこう自動的で、自分じゃ制御できないことも多いので、どうすれば無駄なこと考えなくて済むか知っておくのはとても重要。一番簡単なのは、なにか誰かのトークの録音を聴くこと。人がしゃべっているのを聴いていれば、脳内ネガティブ自動再生を一時停止することができる。
— ひらめきメモ (@shh7) 2018年1月21日
【3秒でやめる】空想・独り言・妄想。アスペルガー症候群・ADHDの特徴、まとめ
- 空想癖や妄想癖は、ネガティブスパイラルへと繋がる
- 空想癖や妄想癖が悪化すると、自律神経・睡眠に支障をきたす事がある
- 原因は、脳内伝達物質セロトニン不足
- 感覚に集中すると、思考をしないで済む状況を作る事ができる
- 通常、真上を見上げながら思考・空想・妄想をすることはできない
- 真上を見上げることに海辺・夜空という要素を加えると最高
- 心の中と外はリンクしている