サイレントアスペルガー受動型の特徴
今回も質問をいただいたんでお答えしていきます。
今回の質問はこちら。
サイレントアスペルガー受動型の夫がいます。
旅行に行くとアスペルガーが全開になるせいか、旅行先でアクシデントが
起きると全く頼りにになりません。
そもそも最初から計画が甘いのでアクシデントが起きると家族をイラつか
せるだけです。
そして「気持ち切り替えて楽しもうよ。大丈夫だよ」とのんきなことを言
います。
誰のせいでイライラしているのか全然わからないようです。
なぜこんなにのんきなのか、なぜ自分は悪くないのか全く理解できませ
ん。
夫の脳内ではどんなことが起きているのか教えて欲しいです。
サイレントアスペルガー受動型の特徴
サイレントアスペルガー受動型の夫がいます。
なぜこんなにのんきなのか、なぜ自分は悪くないのか全く理解できません。
夫の脳内ではどんなことが起きているのか教えて欲しいです。
ということですね。
そうですね。
アスペルガー症候群の人全員に当てはまる特徴なんですけど、特にアスペルガー症候群
受動型の人に強く見られる特徴として、「自分のことがよくわからない」「わからない
こと自体がよくわからない」という特徴があります。
だから、ご主人が本当にサイレントアスペルガーの自動型だとするならば、自分のこと
を話すのがとにかく苦手だと思います。
なぜそうなるかというと、一部自分の感情を把握できない、自分の感情がわからないか
らです。
だから相手の感情もわからないのです。
しかし、自分の感情や相手の感情を感覚では分からないんですけど、頭で理解すること
はできますが、難しいです。
説明しても理解できない理由
俗に、「頭では理解できるが心では納得しないこと」を正論と言うと思いますが、質問
者様も正論を言われた時に簡単に理解できますか？簡単に納得できますか？
ほとんどの人にはできないと思います。
だからご主人も、自分の感情や相手の感情を頭で理解するのは難しいということなんで
す。
さらにアスペルガー症候群の受動型の人は、思考力がそこまで強くない人が多いです。
積極奇異型→受動型→孤立型の順に、感情型→思考型という風になっていきます。
思考力がそこまで強くないということは、頭で考えて理解する能力が高くなく、気づき
が少ないということです。
これをご主人に分かってもらう方法は、1から10まで超具体的に説明をしてあげること
ですが、自分なりに超具体的に話をしてもわかってもらえないことが多いので、ご主人
観点での超具体的な説明が必要なのでかなり難しいです。
