IQ(知能指数)70,100,129,130,145の特徴(知的障害,基準,平均,正常値,異常値,天才)
2019年2月24日更新。
IQ(知能指数)という言葉があるが、これは簡単に説明すると、
「視野の広さと問題解決能力の高さ」。
視野が広いほど、そして問題解決能力が高いほどIQが高いと言える。
一般的には知能検査の結果によりIQを測定するようになっていると思うが、じゃ、なぜその方法でIQを測定できるのかを考えた場合、上記のような考え方になる。
「本質」や「法則性」というやつだ。
これらを見抜く能力が高いと、視野も広くなり問題解決能力も高くなるのだ。
この考え方は、日本で一番IQが高い人のうちの一人と言われている苫米地博士の考え方と同じだ。
博士は推定IQ200で、中学生の頃に2週間で英語をマスターした人で、人にかけられた洗脳を解くこともできる人だ。
ちなみに、博士は問題解決能力のことを、「結果を操作する能力」と表現している。
そして、IQの数値が10〜20違う者同士は会話が噛み合わなくなると言われているし、体感的にもその通りだと感じている。
じゃ、IQの基準はどこにあって、IQがどれだけ違うとどうなるのか、というところを解説していこう。
- IQ100。基準値と平均値
- IQ70未満。知的障害
- IQ129。正常値
- IQ130以上。異常値
- IQ145以上。天才
- IQ(知能指数)70,100,129,130,145の特徴(知的障害,基準,平均,正常値,異常値,天才)、まとめ
IQ100。基準値と平均値
まず、成人のIQの基準や平均は100前後と言われている。
おそらく、東アジア人限定で考えた場合、もう少し基準や平均は高いとは思うが。
そして、一般的にこの数値を上回ると「高い」、下回ると「低い」と判断される。
基準や平均は一応100前後だが、その地域や国の中での基準や平均IQは違う。
日本の平均IQは高いが、その日本の中でも一番平均IQが低い人が多い地域は沖縄と言われている。
そして、世界的に見るとアフリカ・東南アジアの人の平均IQが低く、東アジア・欧米の人が高いと言われている。
これは遺伝子や教育や文化など、様々なことが要因として考えられる。
IQ70未満。知的障害
次に、IQ70未満は「知的障害」に分類される。
極端に視野が狭いため、すぐ物事を忘れてしまったり、あまり気づきが得られない。
自分の力で物事を解決させることがあまりできないが、素直で優しい心の持ち主が多い。
IQ129。正常値
そして、人間としてのIQの正常値は129までと言われている。
IQ120〜129までの人は「比較的IQは高いが一般的な感じの普通の人が多い」というイメージだろうか。
これくらいのIQを持つ人はある程度深めの考え方もできて、表面的・短期的な対策・解決法を選ぶことができる「賢さ」も持ち備えており、割と器用だと感じる。
IQ130以上。異常値
しかし、IQ130以上になると異常値のため、個性的な人が多くなってくるし、人格形成や精神状態も不安定な人が増えてくる。
一般的にここが「高IQ者」と言われるラインだ。
このくらいのIQを持つ人は、「高IQ集団国際機関mensa」の入会試験に合格するレベルになる。
このブログの筆者であるなっさんは元mensa会員だが、まぁ、とにかく個性的な人が多かったと感じた。
空気を読むということはほとんどせず、とにかく各々が自由な感じと言ったらいいだろうか。
IQ145以上。天才
で、IQ145以上。
これは高IQの中でも「ハイレンジ」と言われている領域だ。
歴史上の偉人クラスの天才的IQだ。
ここまでのIQを持つと、物事の本質や実態がよく見えてくる。
そして、そこが重要な部分だと考えるため固執しやすい。
そのため、表面的な対処などを軽視しやすいので、あまり「賢くはない」人が多くなる。
物事の本質や実態に意識をフォーカスするため、周囲の人と会話は噛み合わないし、既存の概念や一般常識や文化をくだらないものと感じてしまう人も少なくない。
天才的な頭脳を持っていて羨ましいと感じる人も多いようだが、特有の考えや能力は大多数の一般の人から理解されにくく、一般社会の中でも正当な評価を受けられないことも多い。
隣の芝生は青く見えるものだ。
人は通常、結果しかあまり見えないために、どうしても結果が全てという人が増える。
IQが極端に高い人は、結果より仕組みや構造を重視する傾向にあるために、なかなか理解されない。
そのため、生かすことができず埋もれたり淘汰される人も多い。
せっかくいいものを持っていても、「宝の持ち腐れ」では意味がない。
なっさんも含め、彼らは生きづらくてしょうがないと感じている。
IQ(知能指数)70,100,129,130,145の特徴(知的障害,基準,平均,正常値,異常値,天才)、まとめ
- IQや知能指数の高さと、視野の広さ・問題解決能力は比例する
- IQや知能指数が10〜20離れていると会話が噛み合わなくなる
- IQや知能指数が100前後の人は、基準値・平均値
- IQや知能指数が70未満の人は、知的障害
- IQや知能指数が129までは、正常値
- IQや知能指数が130以上は、異常値
- IQや知能指数が145以上の人は、天才と言われている