【動作・仕草】高IQアスペルガー症候群と変化
2019年3月7日更新。
メッセージを頂いたんでそのコメントになります。
そのメッセージの内容はこちら。
動作についてですが、アスペルガーの診断を受け、IQは160くらいの人を知っています。
その人は何かを考える時無意識に両手の指先を「糸巻き巻き」のような動作でくるくる回したり、一休さんのように頭を指先でなぞったり、指パッチンを連打します。
多動がひどいので、オンとオフの入れ替わりが極端で、話をしている途中で突然無言でいなくなったり、またそこからも突然いなくなったりします。
コンフォートゾーン
このメッセージは質問形式になってないんですけど、多分質問形式にするのを忘れていたからメッセージみたいになってるのかなと思います。
なので自分なりの答えと言うか、このメッセージの内容の解説をしていきたいと思います。
まず何かを考える時、無意識に両手の指先を「糸巻き巻き」のような動作でくるくる回したり、一休さんのように頭を指先でなぞったり、指パッチンを連打します。
ということですが、これは無意識にコンフォートゾーンにいるようにしているからこういう動作をするのだと思います。
コンフォートゾーンとは、自分がリラックスしていられる状況や環境や場所のことを指します。
自閉症やアスペルガー症候群の人を含めた自閉症スペクトラムの人は変化を嫌います。
逆に言うと、変化のない状況や環境にいるとリラックスするということです。
そのため、洗濯機が回る様子をずっと見ていたり、ハンドスピナーにハマる人も多いわけです。
この人の場合、手を定期的に同じように動かすことによって、洗濯機やハンドスピナーの例ように変化のない状況を意図的に作り出しているのだと思います。
そしてリラックスしている時というのはIQが高くなります。
その逆を考えればわかりやすいですが、感情的になっている時というのは視野が狭くなってIQが低くなっている状態です。
なのでその逆の状態のときはIQが高くなる時ということになります。
多動はADHD
次に、多動がひどいのでオンとオフの入れ替わりが極端で、話をしている途中で突然無言でいなくなったり、またそこからも突然いなくなったりします。
ということですが、この方はADHDも持っているのではないでしょうか。
多動というのは、アスペルガー症候群だけの人にはあまり見られない特徴なので、ADHDも持っているのだと思います。
ADHDの中でも多動が目立ちやすい「ジャイアン型ADHD」だと思います。