アスペルGUY

高IQギフテッドと発達障害のアスペルガー症候群(ASD)の2E。元カウンセラー、元mensa会員。ここだけの超専門的な情報や知識などを書いている当事者ブログ。他にも精神障害・ADHD・IQや知能指数・mensaの事なども書いている。幼少期からの重度の不眠症や自律神経失調症を独学と分析により完全克服した経験がある。

 

 

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【似てる】多動衝動型(ジャイアン型)ADHDとアスペルガー症候群(ASD)積極奇異型の特徴と違い

2019年3月3日更新。

 

アスペルガー症候群は発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類されていて、

タイプが5つあり、ADHDは発達障害の中に分類されていて、タイプが2つある。20180119224731

そして、アスペルガー症候群の積極奇異型の人と

多動・衝動型ADHD、通称「ジャイアン型ADHD」の人の特徴はよく似ている。

 

病院で診断を受けても誤診される事があるくらいだ。

誤診をされるとまるで対策が変わってくるので、できる限り正確な診断を受けることが重要になる。

 

なので、参考までにアスペルガー症候群の積極奇異型

多動・衝動型ADHD、通称「ジャイアン型ADHD」の特徴と違いをまとめていこう。

 

アスペルガー症候群全般的に当てはまる一般的な特徴

アスペルガー症候群には5つのタイプがあるが、どのアスペルガー症候群のタイプにも当てはまる一般的な特徴。

  • 人の気持ちがわかりづらい
  • 日常生活や仕事上で、決められたことやルーチン作業を好む
  • 自己肯定感が低い
  • 手先が不器用(手先に集中してもうまくできない)
  • 運動能力が低い
  • 0を1にするのが苦手(無から何かを生み出す、ひらめき)
  • 何かしらの感覚過敏がある(視覚過敏・聴覚過敏・嗅覚過敏・味覚過敏・触覚過敏)
  • よく空想をよくする
  • 片付けが苦手(順序立てや頭の中の整理が苦手)
  • 具体的な指示通りに行動できる

 

アスペルガー症候群積極奇異型の特徴

特に男性アスペルガー症候群積極奇異型に当てはまる特徴。

  • 人と積極的に関わろうとする
  • 自分の喋りたいことを一方的に喋り続ける
  • 人との心理的距離感や物理的距離感がわからず馴れ馴れしくしてしまう
  • 思ったことを口に出す
  • 会話の中で相槌をほとんどしない
  • 仕切り屋、目立ちたがり屋
  • ストイック
  • 行動力がある
  • 特に子供時代、暴力を振るうことがある(暴れる)

 

ADHD全般的に当てはまる一般的な特徴

ADHDには3つのタイプがあるが、どのタイプのADHDにも当てはまる一般的な特徴。

  • 忘れ物、失くし物が多い
  • 人の気持ちに敏感、感情移入をする
  • 運動能力は低くない
  • 寝坊、遅刻が多い
  • ひらめき力があるので無から何かを生み出すことがある
  • 聴覚過敏を持つことが多い
  • よく空想をする
  • 指示通りに行動できない

 

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)の特徴

ADHD全般的に当てはまる特徴に加え、下記のような特徴がある。

  • 落ち着きがなくじっとしていられない
  • 興味が向いたら即行動をとる
  • ルーチン作業を嫌う
  • 片付けが苦手(興味の対象が次々に移り、一つの作業が完結しない)
  • 他のことに気を取られて本来の目的を忘れる(買い物の道中など)
  • 思ったことを口に出してしまう
  • 自分の喋りたいことを一方的に喋り続けてしまう
  • 会話の中で相槌が少ない
  • 特に子供時代、暴力を振るうことがある(暴れる)

 

アスペルガー症候群積極奇異型と多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)の特徴の共通点

  • 行動力がある
  • 思ったことを口に出してしまう
  • 自分の喋りたいことを一方的に喋り続けてしまう
  • 会話の中で相槌が少ない
  • 特に子供時代、暴力を振るうことがある(暴れる)
  • よく空想をする
  • 片付けが苦手
  • 人に積極的に関わろうとする
  • 空気が読めない行動にでる

 

アスペルガー症候群積極奇異型と多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)の特徴の違い

決められたことやルーチン作業

アスペルガー症候群積極奇異型は、好む。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、好まない。

 

感覚過敏の有無

アスペルガー症候群積極奇異型は、何かしらの感覚過敏がある。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、聴覚過敏を持つことが多い。

 

行動や遂行

アスペルガー症候群積極奇異型は、自分が決めた通りやあらかじめ決められた通り、指示通りに行動できる。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、興味の対象が他に移るとそっちを優先させ、指示通りに行動できない。

 

寝坊・遅刻

アスペルガー症候群積極奇異型は、少ない。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、多い。

 

創造

アスペルガー症候群積極奇異型は、ひらめき(0を1にする)のが苦手。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、ひらめき(0を1にする)のが苦手ではない。

 

運動能力

アスペルガー症候群積極奇異型は、低い。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、低くない。

 

感情面

アスペルガー症候群積極奇異型は、相手の感情がわかりづらく感情移入はしない。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、相手の気持ちはわかるので感情移入をする。

 

空気を読む能力

アスペルガー症候群積極奇異型は、空気を読む能力が低い。

多動・衝動型ADHD(ジャイアン型ADHD)は、空気を読む能力はあるが、空気を読めない行動に出てしまう。