【歩き方・姿勢】大人アスペルガー症候群(ASD)の特徴
2019年3月6日更新。
アスペルガー症候群は、発達障害の中の自閉症スペクトラムの中に分類される。
その中でも大人のアスペルガー症候群の人は、いろんな特徴を持つが全員ではないにしろ、外見の中でも歩き方や姿勢にも特徴がある。
では、歩き方や姿勢にどんな特徴があるのか。
大人のアスペルガー症候群の歩き方・姿勢の特徴
大人のアスペルガー症候群の人は、全員ではないが外見の中でも歩き方や姿勢に以下の特徴がある。
- ガニ股
- 背骨が歪んでいる
- 首から上が前のめりになっている
ガニ股
一つ目は、ガニ股。
足の指が外側に向かうような歩き方だ。
背骨が歪んでいる
もう一つは、背骨が歪んでいる。
前のめりになっていたり、逆に、緩やかではなく強めのS字(反り腰)になっていたりする。
首から上が前のめりになっている
最後は、首から上が前のめり(前首)になっている。
特に何かをよく見ようとする時や歩いている時によく見られる。
大人のアスペルガー症候群の人の歩き方や姿勢に特徴がある理由
アスペルガー症候群の人はこだわりが強いという特徴がある。
そして、そのこだわりが強いという内面的特徴が外見の特徴にも出てくるというのが、歩き方や姿勢に特徴があるという仕組みだ。
これはどういうことか。
少々難しい心理学的な話しになるが、人の心の内側と外側はリンクしているということだ。
大人のアスペルガー症候群の人の歩き方や姿勢に特徴がある心理学的説明
例えば、アスペルガー症候群の人は片付けができないという特徴をもつ人が多い。
これは、頭の中や心の中が片付いていないから起こる現象だ。
頭の中や心の中が散らかっているから、物理的にも散らかるのだ。
そこで、片付けや断捨離をすると、頭の中や心の中がスッキリする。
これは、物理的にスッキリさせると頭の中や心の中もスッキリするということになるのだ。
このように、頭の中や心の中と外はリンクしているのだ。
だから、「風紀の乱れは心の乱れ」と同じような作用が働き、内面のこだわりが外見にも現れるということなのだ。
ということは、大人のアスペルガー症候群の人の中でも、歩き方や姿勢などの外見に特徴があまりない人は、こだわりも弱めだという判断ができる。
さらに、一般的に歩き方や姿勢の強さは、
積極奇異型 < 受動型 < 孤立型となりやすいので、歩き方や姿勢などの外見に特徴がある人ほど、受動型や孤立型だということも推測することができる。
大人のアスペルガー症候群の人の歩き方や姿勢の特徴は早期改善がオススメ
歩き方や姿勢などの外見に特徴がありすぎると、健康にもよくなくてなんかしんどくなってくるし、見た目にもよくない。
なので、早期に整体やカイロプラクティックなどで姿勢矯正をしてもらって、普段の歩き方や姿勢にも注意をした方がいい。
注意しないといけないのは、矯正するだけではまた元に戻ってしまうので、普段からの歩き方や姿勢の意識が必要になるということだ。
ということは裏を返せば、歩き方や姿勢などの外見を矯正すると、こだわりも弱くなってくるのかもしれない。。。
理屈的にはそうなるのだが、実際に試したことはないので、興味のある人は試してほしい。
子供ではなく大人のアスペルガー症候群の人に当てはまる理由
で、先ほどから「大人のアスペルガー症候群」と書いているが、子供のアスペルガー症候群の人には歩き方や姿勢などの外見に大人ほどの特徴は見られない。
なぜなら、歩き方や姿勢などの外見に特徴が出てくるには時差があるからだ。
こだわりが強いからと言って、すぐに歩き方や姿勢などの外見に特徴が出てくるわけではない。
ということで、これらはあくまで大半の大人のアスペルガー症候群に当てはまることになるのだ。